S&P500先物 2154.25（+1.00） （20:10現在）ナスダック100先物 4871.25（+5.50） （20:10現在）
20：10時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物、ナスダック100先物は小じっかりに推移している。
3日の米株式市場は下落。
ドイツ銀行と米司法省との合意観測に懐疑的な見方が広がったほか、英国のメイ首相が来年3月までに欧州連合(EU)からの離脱交渉の開始を明言したことから、欧州経済の先行き不透明感が広がり売りが先行。
9月ISM製造業景況指数が予想を上振れたことで下げ幅を縮小する場面もあったが、利益確定の売りも広がり終日軟調推移となった。
ダウ平均は54.30ドル安の18253.85、ナスダックは11.13ポイント安の5300.87。
グローベックスの米株先物は小じっかりに推移しており、NYダウでは10ドル高程度で推移している。
欧州は小動きながら全般堅調に推移しており、この流れから若干ながらも買いが先行することになりそうだ。
ドイツ銀行を巡る欧州の金融リスクはくすぶるものの、原油相場が底堅く推移しており、売り込みづらい面もある。
とはいえ、前日には9月ISM製造業景況指数が予想を上振れたことが好感されるものの、年内利上げ観測への思惑も高まりやすい。
本日は経済指標の発表は無いが、明日には雇用統計の前哨戦となるADP雇用報告が予定されている。
これを見極めたいとする模様眺めムードも強まりやすい。
さらに本日はリッチモンド連銀総裁とシカゴ連銀総裁が講演を予定している。
利上げに関する発言等が相場の変動要因になりやすいだろう。