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米年末商戦は伸び鈍化を想定、高インフレや前倒し消費で=NRF

発行済 2022-11-04 04:33
更新済 2022-11-04 04:54
© Reuters.     全米小売業協会(NRF)は、電子商取引(eコマース)や無店舗販売を含む11月から12月にかけてのホリデーシーズンの売上高を6─8%増の9426億─9604億ドルと見込

[3日 ロイター] - 全米小売業協会(NRF)は、電子商取引(eコマース)や無店舗販売を含む11月から12月にかけてのホリデーシーズンの売上高を6─8%増の9426億─9604億ドルと見込んだ。

© Reuters.     全米小売業協会(NRF)は、電子商取引(eコマース)や無店舗販売を含む11月から12月にかけてのホリデーシーズンの売上高を6─8%増の9426億─9604億ドルと見込んだ。(2022年 ロイター/Mohamed Azakir)

昨年報告された13.5%増や2020年の9.3%増から伸びが鈍化する見込み。高インフレが影響しているほか、小売業者が過剰在庫一掃に向け大幅な値引きを実施し、消費者が10月に消費を前倒しし始めていることも要因という。

ただ、見通しが悪化しているにもかかわらず、NRFは消費には依然として弾力的と言及。NRFのマシュー・シェイ社長兼最高経営責任者(CEO)は「多くの家計は貯蓄やクレジットで支出を補い、これが緩衝材となってポジティブなホリデーシーズンになる」と述べた。

NRFはまた、小売業者が今年45万─60万人の季節労働者を雇用すると予想。21年は66万9800人だった。

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