VTホールディングス {{|0:}}は2015年9月期時点で、傘下に子会社28社、関連会社9社を擁する純粋持株会社。
主たる事業は新車販売、中古車販売、サービス、レンタカーなどの自動車関連で、売上高の96.3%を占める。
M&A戦略により事業を拡大し、上場直前の1998年3月期から2015年3月期までの間に売上高で20倍、経常利益は2014年3月期の過去最高時で33倍の成長を遂げた。
2016年3月期第2四半期(2015年4月−9月)の決算は、売上高が72,068百万円(前年同期比15.0%増)、営業利益が3,763百万円(同32.5%増)、経常利益が3,742百万円(同29.6%増)、四半期純利益が1,881百万円(同9.4%減)となり期初予想を上回った。
第2四半期累計では売上高は史上最高、営業利益、経常利益は史上2番目の水準となったが、四半期純利益は投資有価証券の評価損計上により減益となった。
2016年3月期通期の業績は、売上高が146,000百万円(前期比7.1%増)、営業利益が8,100百万円(同10.2%増)、経常利益が8,000百万円(同7.6%増)、当期純利益が4,700百万円(同1.4%増)と予想されており、期初の予想と変わっていない。
しかし上半期が好調だったこと、通常は下半期のほうが利益が大きいことを考慮すれば、この予想が上方修正される可能性は高そうだ。
中期経営計画の目標として売上高経常利益率8%以上(2016年3月期第2四半期実績5.2%)、自己資本比率40%以上(同35.0%)を掲げているが、実現される日も遠くはなさそうだ。
株主還元や投資家対応にも積極的で、目標配当性向をそれまでの30%から40%に引き上げたが、今期の予想配当性向は45%超となる。
また2014年4月には1:3の株式分割を実施し株式市場での流動性を高めている。
■Check Point ・第2四半期は増収・大幅な営業増益・経常増益 ・売上高経常利益率8%以上、自己資本比率40%以上が中期目標 ・株主還元に積極的で増配を継続、配当性向目標を40%に引き上げ (執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
主たる事業は新車販売、中古車販売、サービス、レンタカーなどの自動車関連で、売上高の96.3%を占める。
M&A戦略により事業を拡大し、上場直前の1998年3月期から2015年3月期までの間に売上高で20倍、経常利益は2014年3月期の過去最高時で33倍の成長を遂げた。
2016年3月期第2四半期(2015年4月−9月)の決算は、売上高が72,068百万円(前年同期比15.0%増)、営業利益が3,763百万円(同32.5%増)、経常利益が3,742百万円(同29.6%増)、四半期純利益が1,881百万円(同9.4%減)となり期初予想を上回った。
第2四半期累計では売上高は史上最高、営業利益、経常利益は史上2番目の水準となったが、四半期純利益は投資有価証券の評価損計上により減益となった。
2016年3月期通期の業績は、売上高が146,000百万円(前期比7.1%増)、営業利益が8,100百万円(同10.2%増)、経常利益が8,000百万円(同7.6%増)、当期純利益が4,700百万円(同1.4%増)と予想されており、期初の予想と変わっていない。
しかし上半期が好調だったこと、通常は下半期のほうが利益が大きいことを考慮すれば、この予想が上方修正される可能性は高そうだ。
中期経営計画の目標として売上高経常利益率8%以上(2016年3月期第2四半期実績5.2%)、自己資本比率40%以上(同35.0%)を掲げているが、実現される日も遠くはなさそうだ。
株主還元や投資家対応にも積極的で、目標配当性向をそれまでの30%から40%に引き上げたが、今期の予想配当性向は45%超となる。
また2014年4月には1:3の株式分割を実施し株式市場での流動性を高めている。
■Check Point ・第2四半期は増収・大幅な営業増益・経常増益 ・売上高経常利益率8%以上、自己資本比率40%以上が中期目標 ・株主還元に積極的で増配を継続、配当性向目標を40%に引き上げ (執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)