[15日 ロイター] - 国際プロサッカー選手協会(FIFPro)は15日、国際サッカー連盟(FIFA)が提案しているワールドカップ(W杯)の隔年開催案を巡り批判的な見解を示した。
FIFAの提案にはすでに欧州サッカー連盟(UEFA)や南米サッカー連盟(CONMEBOL)から強い反対意見が出ている。
FIFProのジョナス・ベーアホフマン事務局長は英紙タイムズに、FIFAが関係団体への事前相談を欠き、国際的なスケジュールを圧迫するような提案をしたことに懸念を示し、「この件は適切に処理しなければサッカー界の限界点になり得る」とコメント。
そして「各協会間の信頼は大きく損なわれている。その結果として、提案の詳細を詰める以前に私たちは闘争の境界線に立たされている」と述べた。