ナバーズ・エナジートランジション社（Nabors Energy Transition Corp.II (NASDAQ: NETD)は、2024年6月25日付でコリン・リチャードソンを取締役に任命したことを発表した。同社は、リチャードソン氏の戦略アドバイザリー、財務における豊富な経験、そしてヴァスト・リニューアブルズ社（NASDAQ: VSTE）やMAフィナンシャル・オーストラリア社など様々な企業での指導的役割が、取締役会の監査委員会に貴重な見識をもたらすことを確認した。
リチャードソン氏のキャリアは30年以上に及び、投資銀行業務において、様々なセクターのM&Aや戦略的取引のアドバイスを行ってきた。過去にはロスチャイルド、シティグループ、ドイツ銀行でマネージング・ディレクターを務め、ホッケーNSW、ホッケー・オーストラリア、ホッケー1の取締役も務めた。さらに、リチャードソンはトワイナムグループ会社でも取締役を務めている。
ナスダック株式市場規則および米国証券取引委員会規則に従い、リチャードソン氏は「独立取締役」であると判断された。彼の就任は、当社のガバナンス慣行と合致し、取締役会の独立性を強化するものです。
リチャードソン氏は、取締役就任の一環として、Nabors Energy Transition Corp.IIおよびそのスポンサーであるNabors Energy Transition Sponsor II LLCとLetter Agreementを締結した。さらに、法律で認められている最大限の補償を保証し、法的手続きにおける費用の前払いを規定する補償契約に署名した。
スポンサーはまた、クラスF普通株式5万株をリチャードソンに譲渡し、彼の利益と会社の利益を一致させた。リチャードソンの就任と株式譲渡により、リチャードソンは会社の役員、取締役、および特定の証券保有者の証券登録を規定する登録権契約に加わることになった。
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