[20日 ロイター] - ロイターの集計によると、世界の新型コロナウイルス感染者が20日に500万人を超えた。
ここ1週間で、1日あたりの新規感染者が最も多い地域は中南米となり、米国・欧州と入れ替わった。新型コロナウイルスの感染が、新たな段階に入っている。
今週発表された新規感染者、約9万1000人のうち、3分の1程度が中南米地域での感染者で、米国と欧州はそれぞれ20%程度にとどまる。
特にブラジルで感染者が急増しており、感染者数の累計は米国、ロシアに次いで3番目の多さとなっている。また、1日ごとの新規感染者は世界で最多の米国に次ぐペースで増えている。
世界の新型コロナ感染者は、4月1日までに100万人に到達。ロイターの集計によると、その後は2週間ごとに100万人増えている。