[ワシントン 21日 ロイター] - 米労働省は21日、4月に全米各州で支払われた失業保険給付金の総額が少なくとも162億ドルと、新型コロナウイルスの感染が拡大する前の2月から5倍以上に膨らんだと明らかにした。
統計は暫定集計で、フロリダ州やミシガン州など6州のデータは含まれておらず、金額は今後さらに増える見通しだ。
州別では、カリフォルニア州やニューヨーク州が45億ドル。2月時点では約6億6000万ドル、また昨年4月時点では約6億5400万ドルだった。
労働省が21日発表した16日終了週の新規失業保険申請件数は243万8000件。3月中旬以降の累計件数は約3900万件に達した。