[バンコク 22日 ロイター] - タイ政府筋によると、政府は新型コロナウイルス市中感染が28日連続でゼロとなったことを受け、外国人渡航者の入国制限を一部緩和する方向で検討に入った。
入国制限の緩和は、商業・医療目的の渡航者、熟練労働者、タイに居住する外国人らが対象。入国後14日間の隔離措置が義務付けられる。
一方、短期の商用目的の渡航者や日中韓からの観光客は、14日間の隔離なしに入国可能となる見通し。
入国制限の緩和に向けた提案は26日に政府の新型コロナ対応タスクフォースで協議される。
タイは6月末まで、民間航空会社による国際線の運航を停止している。国内の新型コロナ感染者数は累計3151人、死者は58人となっている。