[ベルリン 1日 ロイター] - ドイツのIFO経済研究所は1日、独経済が新型コロナウイルスの感染拡大による低迷から緩やかに回復し、2021年末に19年の水準に戻る公算が大きいとの見方を示した。
IFOは国内総生産(GDP)が第2・四半期は前期比マイナス11.9%、第3・四半期はプラス6.9%、第4・四半期はプラス3.8%と予想した。
「これから状況は再び緩やかに改善していく」とする一方で、新型コロナの流行と当局による政策対応を巡る不透明感が強いと指摘した。
IFOは2020年の独成長率をマイナス6.7%、21年はプラス6.4%と見込んでいる。