[ニューヨーク 4日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場ではドルが小幅安。全般的に不安定な取引となる中、ショートポジションの巻き戻しの動きが一服した。引き続き、新型コロナウイルス追加対策を巡る米与野党協議の行方が注目されている。
民主上院トップのシューマー院内総務は「いくつかの問題で依然大きな隔たりがあるものの、ようやく正しい方向に向かっている。現時点で優先事項や規模を巡って折り合いがついていない」と述べた。
ドルは通貨バスケット (=USD)に対し0.16%安。過去2営業日で0.6%値上がりした。
ラボバンクのシニア新興市場FXストラテジスト、ピョートル・マティス氏は「ドルは先月、大幅に下落しており、緩やかな自律反発はあり得るものの、新型コロナの影響などへの懸念が根強いことから、ドルの地合いは引き続き弱い」と述べた。
今週発表される経済指標では、週間の新規失業保険申請件数や7月の雇用統計が注目される。
豪ドル
ドル/円 NY終値 105.70/105.74
始値 106.11
高値 106.19
安値 105.65
ユーロ/ドル NY終値 1.1800/1.1804
始値 1.1768
高値 1.1803
安値 1.1722