[ニューヨーク 21日 ロイター] - ニューヨーク外為市場で、ドル指数が7週間ぶりの水準に低下した。米国の新型コロナウイルス追加経済対策を巡る合意に期待が高まり、高リスク通貨に資金が流れたことが背景。
主要6通貨に対するドル指数 (=USD)は0.47%安の92.605と、9月2日以来の低水準を付けた。マーク・ハード・カレンシー・ファンド(カリフォルニア州)のプレジデント兼ポートフォリオマネジャー、アクセル・マーク氏は「ドルは弱気相場に入った」としている。
ペロシ下院議長はこの日、追加経済対策で合意が得られる可能性はまだ残されているとし、「私は楽観的だ」と表明。ただ議会通過は大統領選後になる可能性があるとの認識を示した。
トランプ大統領は前日、民主党が求めている2兆2000億ドル規模以上の法案を受け入れる姿勢を示している。
ドルは対円
ニュージーランドドル
人民元
英ポンド
ドル/円 NY終値 104.56/104.59
始値 104.82
高値 104.92
安値 104.35
ユーロ/ドル NY終値 1.1861/1.1865
始値 1.1859
高値 1.1880
安値 1.1843