
[ダブリン/シカゴ 19日 ロイター] - 米航空機大手ボーイング (N:BA)の大型旅客機「737MAX」が米連邦航空局(FAA)から運航再開の承認を得た。ただ、顧客となる米欧航空大手からは19日、新型コロナウイルス流行下での需要を踏まえ、発注に慎重な姿勢が相次いで示された。
ボーイングの世界最大の納入先である米サウスウエスト航空 (N:LUV)は今週、新たなMAX機導入では、保有機数の拡大ではなく、退役機との交代にとどめる意向を示していた。19日には、感染流行を理由に保有機数の縮小見通しを表明した。
サウスウエスト航空のケリー最高経営責任者(CEO)は報道陣に対して「需要の落ち込みが続くようであれば、引退させることはあっても、交代させる必要はない」と述べた。
737MAXが2度の航空機事故を経て2019年3月に世界全体で運航を停止した当時は、航空各社は旺盛な旅客需要を満たせる機体がなかったため、フライトをキャンセルするほどだった。
現在はコロナ流行で航空機は飛ばせず、多くの航空事業は停止。製造したものの買い手が付かない737MAX機の納入を目指すボーイングは困難に直面している。
ボーイングにとって欧州の重要顧客である格安航空会社(LCC)大手ライアンエア (I:RYA)の幹部は19日、現時点では新規発注は検討していないが、コロナ禍で価格が下がれば購入するかもしれないと話した。
同社経営陣はこの1年間、ボーイング側と、発注済みのMAX機210機の納入遅れの補償について交渉する一方で、追加発注の可能性についても議論してきた。
ライアンエアのウィルソンCEOは航空関連フォーラムで「これまで航空機の低廉化が模索されてきた。そうすれば、いずれかの段階で利益が見込める」と発言する一方、「しかし現時点では、発注残があるだけだ」と語った。同社は来夏までに最初の30機を引き取る見通しだとしている。
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