[ジュネーブ 22日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)は22日、ロシア製の新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV」について、欧州医薬品庁(EMA)と共同で5月10日から新たな審査を開始すると明らかにした。
現在はWHOとEMAの合同チームがスプートニクVの「医薬品の臨床試験に関する基準」(GCP)に関する審査を行っているが、「5月10日から6月第1週にかけて『医薬品の製造管理および品質管理に関する基準』(GMP)の審査が行われる」とした。
ロシアはスプートニクVについてWHOの緊急使用リストへの追加を求めている。