[ブラジリア 23日 ロイター] - ブラジルの国立生物医学研究所、オズワルドクルズ財団(FIOCRUZ)が23日発表した報告書によると、ブラジルの若年層で新型コロナウイルス感染が拡大しており、今年に入り20歳代の死者が最も増加しているという。
報告書によると、20─29歳の新型コロナ感染による死者数は年初から4月前半までで1000%以上増加。30─39歳の死者数は819%、40─49歳の死者数は933%急増しているという。
ワクチン普及の遅れや不完全な制限措置、感染力の強い変異株などが要因となっている。