[6日 ロイター] - 国際テニス殿堂は6日、新型コロナウイルスによるオーストラリアから米国への渡航制限を受けて、四大大会2回優勝を誇るレイトン・ヒューイット氏(40、オーストラリア)の殿堂入り表彰式を1年延期すると発表した。
元世界ランキング1位のヒューイット氏は2001年の全米オープン、翌年のウィンブルドン選手権を制覇。05年の全豪オープンでは準優勝を果たし、今年2月に殿堂入りが決まっていた。表彰式は7月17日に米ロードアイランド州ニューポートで行われる予定だった。
ヒューイット氏は殿堂の公式ウェブサイトの動画で、「残念ながら、新型コロナウイルスの状況を受けて7月にニューポートに行くことはできない。しかし、22年には訪問できることを楽しみにしている」などと述べた。