[6日 ロイター] - 米ホワイトハウスの新型コロナウイルス対策調整官を務めるジェフ・ザイエンツ氏は6日、10億ドルを投じ、新型コロナウイルスの迅速抗原検査キット1億8000万個の追加購入にコミットしていると明らかにした。
9月には20億ドル相当の検査キット購入計画を発表しており、追加購入分を合わせると、米国での検査キット生産は12月までに現在の4倍に相当する月間約2億個に達する見通し。
また、無料のコロナ検査を実施する提携薬局を2万件に拡大する方針も示した。
ホワイトハウスは9月、100人超を雇用している事業所に対しワクチン未接種の従業員に毎週検査を義務付ける方針を発表。企業経営者からの検査キット需要が急増する中、米国ではここ数週間、検査キット不足が深刻化している。各州や自治体の検査運営費用も増大しつつある。