[ワシントン 22日 ロイター] - 米ホワイトハウスの新型コロナウイルス対策調整官を務めるジェフ・ザイエンツ氏は22日、米国は感染拡大抑制のためのロックダウン(都市封鎖)に向かっていないと述べた。
ザイエンツ氏はホワイトハウスで記者団に対し「米国はロックダウンに向かっていない。米国にはパンデミック(世界的大流行)からの脱却を加速させる手立てがある」と語った。
ホワイトハウスのサキ報道官は、一部の国でロックダウンが導入されたものの、米保健当局は現時点でロックダウンの導入は推奨していないと表明。米国はワクチン接種の進展に引き続き注力すると述べた。
米疾病対策センター(CDC)のワレンスキー所長によると、米国の1日当たりの感染者数の7日平均は9万2800人と、18%増加した。