[ロサンゼルス 5日 ロイター] - 米プロフットボールリーグ(NFL)は5日、来月に米カリフォルニア州ロサンゼルスで開催予定のスーパーボウルについて、計画に変更はないと発表した。
現在は新型コロナウイルスのオミクロン株による感染者が急増している状況にあり、2月13日に行われる試合では観客動員数に上限を設けるかが検討されている。ロサンゼルスでは、過去にパンデミック対策として全米で最も厳しい公衆衛生政策を実施したことがある。
NFLの広報担当者ブライアン・マッカーシー氏はロイターに対し、「スーパーボウルは予定通りにロサンゼルスのSoFiスタジアムで行う予定だ」とコメント。観客数に関しても制限なしを想定しているという。
代替地の協議に関しては「標準的な緊急時計画のプロセスの一環として、天候関連の問題や不測の事態によって予定通りプレーできない場合のために、スタジアムの空き状況を問い合わせている」と、あくまで通常の危機管理の一つと説明した。
その上で、「ロサンゼルスでのスーパーボウルの計画プロセスは予定より早く進んでおり、ファンやクラブにとって素晴らしいシーズンの集大成となるスーパーボウルを開催することを楽しみにしている」と話した。