[ベルリン 7日 ロイター] - ドイツのショルツ首相は7日、飲食店を利用する際の規制を強化し、新型コロナウイルスのワクチン接種証明または回復証明に加え、陰性証明の提示を義務付ける方針を示した。
16州全ての首相がワクチン接種義務化を支持しており、連邦議会下院は近くその法案を審議する予定。
ただ、追加接種(ブースター接種)を受けた人は飲食店利用時の規制が免除されるほか、感染者と接触した場合でも隔離する必要はなくなるとした。
これは、より多くの人に追加接種を受けてもらうための取り組みの一環。ロベルト・コッホ研究所(RKI)によると、同国内で追加接種を受けた人は41.6%となっている。
一方、感染者とその接触者の隔離期間は14日から10日に短縮する。また、7日後に陰性であれば隔離を終了することができる。