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米ファイザー製ワクチン、重篤なコロナ小児合併症を予防=CDC

発行済 2022-01-08 06:48
更新済 2022-01-08 06:55
© Reuters. 米疾病対策センターは7日、新型コロナウイルス感染から数週間後にまれに発症する重篤な小児多臓器系炎症性症候群(MIS─C)について、米製薬ファイザーと独バイオ企業ビオンテッ

© Reuters. 米疾病対策センターは7日、新型コロナウイルス感染から数週間後にまれに発症する重篤な小児多臓器系炎症性症候群(MIS─C)について、米製薬ファイザーと独バイオ企業ビオンテックが共同開発したコロナワクチンを2回接種することにより91%の予防効果が得られると発表した。2020年10月撮影(2022年 ロイター/Dado Ruvic)

[7日 ロイター] - 米疾病対策センター(CDC)は7日、新型コロナウイルス感染から数週間後にまれに発症する重篤な小児多臓器系炎症性症候群(MIS─C)について、米製薬ファイザーと独バイオ企業ビオンテックが共同開発したコロナワクチンを2回接種することにより91%の予防効果が得られると推定した研究結果を発表した。

MIS─Cは小児の軽度あるいは無症状のコロナ感染から2─6週間後に心臓、肺、腎臓、脳などの臓器に炎症を起こす疾患。今回の研究はデルタ変異株による感染が広がった7月から12月初旬にかけて20州24カ所の小児病院で12─18歳の入院患者283人を対象としている。対象者にはデルタ株による感染者が多かったという。

研究によると、生命維持装置が必要なMIS─C患者38人全員がワクチン未接種者だった。

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