[ニューヨーク 10日 ロイター] - 米金融大手JPモルガン・チェースのダイモン最高経営責任者(CEO)は10日、新型コロナウイルスのワクチンを接種していないニューヨークの従業員は失職する可能性があるとの考えを示した。
ダイモンCEOは、「ワクチンを接種しなければこのオフィスで働くことはできない。オフィスで働かない人に給与は支払わない。われわれは、従業員にワクチンを接種してもらいたい」と述べた。
先週には、シティグループが、1月14日までにワクチンを接種しない米国従業員は無給の休暇扱いとなり、例外措置が適用されないかぎり月末で解雇されると発表した。
ダイモンCEOは、将来リモートワークとオフィス勤務を組み合わせたハイブリッド勤務を導入する可能性について質問され、「いますぐ答える必要はない」と応じた。