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メキシコ大統領が2度目のコロナ感染、軽症で隔離しつつ公務続行

発行済 2022-01-11 16:02
更新済 2022-01-11 16:11

[メキシコ市 10日 ロイター] - メキシコのロペスオブラドール大統領(68)が10日、昨年1月に続き2度目の新型コロナウイルス感染が判明したと公表した。症状は軽症で、快復までは隔離状態で公務を続けるという。

大統領は10日午前の記者会見で声がかすれ、この日に検査すると話していた。

大統領はツイッターで「軽症だが隔離を続ける」と説明。快復までは「事務作業のみを行い、連絡はオンラインに限定する」とした。

当局者らによると、大統領は喫煙歴があるほか2013年に心臓発作を起こしている。高血圧もあるが、前回の感染時も軽症だった。12月7日にアストラゼネカ製ワクチンを接種しているという。

© Reuters. メキシコのロペスオブラドール大統領(68)が10日、昨年1月に続き2度目の新型コロナウイルス感染が判明したと公表した。症状は軽症で、快復までは隔離状態で公務を続けるという。写真は同大統領。メキシコシティで2020年12月撮影(2022年 ロイター/Henry Romero)

大統領は、午前の記者会見その他の公務はロペス内相が代行すると付け加えた。

大統領のコロナ対応については、医療逼迫の初期に深刻さを軽視したとの批判があるほか、自身は航空機内を除いて公共の場ではほとんどマスクを着用していない。

メキシコへの渡航者に対する規制も緩やかで、オミクロン変異株の流行以来、感染者が急増している。検査数が他国に比べ少ないにもかかわらず、8日には新規感染者が過去最多の3万0671人を記録した。

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