[ベルリン 13日 ロイター] - ドイツの予防接種常設委員会(STIKO)は13日、12─17歳の若者全てに新型コロナウイルスワクチンの追加接種(ブースター接種)を推奨した。オミクロン株による感染者数の急増と医療制度への影響に対する懸念を受け、接種対象を拡大すべきと判断したという。
ブースター接種には米製薬ファイザーと独バイオ企業のビオンテックが共同開発したワクチンを用いることとし、2回目の接種から3カ月が経過したら行うべきとしている。
STIKOによると、この年齢層に対する有効性と安全性に関するデータは少ないが、重篤な副反応のリスクは非常に低いと推定されるという。
欧州連合(EU)の医薬品規制当局、欧州医薬品庁(EMA)は、この年齢層へのブースター接種を承認していない。