[北京 3日 ロイター] - 中国政府は、国内で新型コロナウイルスの感染が拡大していることを受けて、今年の清明節連休中の道路交通量や航空便の運航数が前年より大幅に落ち込むと予想している。
中国では清明節に墓参りをする習慣があり、連休中には里帰りをする人が増える。今年の清明節の連休は3─5日の3日間。
政府推計によると、今年の連休中の道路交通量は前年比21%減少し、航空便の数も55%減少する。航空便利用者は昨年の20%程度にとどまる見通し。
各地では、連休中も娯楽施設の入場者を制限するなどコロナ対策が強化されている。