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加オンタリオ州、4回目ワクチン接種対象拡大 高齢者と先住民に

発行済 2022-04-07 11:58
更新済 2022-04-07 12:01
© Reuters. カナダで最も人口が多いオンタリオ州は6日、新型コロナウイルスの4回目ワクチン接種の対象を、7日から60歳以上の国民と先住民地域の住民全員に拡大すると発表した。写真は202

[6日 ロイター] - カナダで最も人口が多いオンタリオ州は6日、新型コロナウイルスの4回目ワクチン接種の対象を、7日から60歳以上の国民と先住民地域の住民全員に拡大すると発表した。同州は昨年12月30日から長期介護施設や介護なしの高齢者施設の入居者など、リスクの高い人に4回目接種を提供している。

© Reuters. カナダで最も人口が多いオンタリオ州は6日、新型コロナウイルスの4回目ワクチン接種の対象を、7日から60歳以上の国民と先住民地域の住民全員に拡大すると発表した。写真は2021年3月、オタワで撮影(2022年 ロイター/Blair Gable)

専門家委員会は5日、各地で感染が増加しているとして一部の国民に2回目の追加接種(ブースター接種)を推奨した。保健当局者は、感染力の強いオミクロン変異株の亜種「BA.2」とワクチンの免疫効果低下が感染増加につながっている可能性があるとみている。

オンタリオ州のクリスティーン・エリオット保健相は、「コロナとの共存を続ける中で、ブースター接種を含むあらゆる手段を講じてウイルスを制御し、医療体制への影響を軽減していく」と表明した。

同州は先月、医療施設と公共輸送機関以外、全ての場所におけるマスク着用義務を撤廃している。

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