[13日 ロイター] - 米政権は13日、新型コロナウイルス感染対策として施行している航空機や公共交通機関、空港や駅などにおけるマスク着用義務の期限を5月3日まで延長すると発表した。国内で新型コロナ感染者数が増加していることが背景にある。
昨年2月から約14カ月間にわたり実施されているマスク着用義務は繰り返し延長され、4月18日に期限を迎えることになっていた。
米運輸保安局(TSA)は、米疾病対策センター(CDC)が米国内でオミクロン変異株の亜種「BA.2」が感染全体の85%超を占める中、感染状況を注視する方針を示していることを踏まえ、マスク着用義務を延長すると説明した。