[ソウル 20日 ロイター] - 北朝鮮は20日、新型コロナウイルス感染拡大との戦いで「良い結果」が出ているとの見方を示した。国営朝鮮中央通信(KCNA)が20日に報じた。ただ、発熱患者は増え続け、200万人を突破した。
KCNAによると、新たに26万3370人の発熱症状が確認され、2人が死亡した。19日夕時点で累計の発熱患者は224万人、死者は65人となった。
このうちの何人が新型コロナウイルス検査で陽性判定されたかは報じていない。
発熱者の増加にもかかわらず、農作業や工場の操業は続いており、軍の元幹部の国葬も行う予定だとした。
KCNAは「最大限の緊急防疫態勢下でも主要な産業で通常の生産が継続され、大規模建設事業を滞りなく推進している」と伝えた。
「現行の防疫戦争で着々と良い結果が報告されている」と報じた。