[バンコク 20日 ロイター] - タイ政府は20日、ナイトクラブやカラオケ店に対し6月から通常営業時間の再開を認める方針を示した。
新型コロナウイルスの新規感染者が減る中、残る規制の大半を廃止することになる。
政府の新型コロナ作業部会の報道官は会見で「娯楽施設、パブ、マッサージ店などは6月から深夜零時まで営業が可能だ」とし、従業員はワクチンの追加接種を受け、7日ごとに抗原検査を受ける必要があると述べた。
タイは6月1日から、ワクチン接種を受けていない入国者の隔離義務も撤廃する。到着時に検査を受けるか、出発前に陰性証明を提示することが必要となる。
1─5月中旬のタイへの入国者は101万人。昨年1年間の観光客は42万7000人だった。