[ロンドン 14日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)は23日に緊急委員会を開催し、サル痘が国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態に当たるかどうかを協議する。
緊急事態は現在、新型コロナウイルスとポリオにのみ適用されている最高度の警戒宣言。
WHOによると、今年に入り、サル痘が通常流行している国を含む39カ国で1600件の感染確認と1500件の感染疑い例があり、72人が死亡している。
WHOのテドロス事務局長は、ウイルスの挙動が異常であり、多くの国が影響を受けているため国際的な協調が必要だとして、対応の強化を検討する時期に来ていると述べた。