[22日 ロイター] - 米国勢調査局の新型コロナ後遺症調査が22日発表され、米成人の約5人に1人に現在も後遺症が続いていることが示された。調査時期は6月1-13日で、収集データは米疾病対策センター(CDC)が分析した。
最初に感染してから3カ月以上も後遺症として、感染前になかった症状が続く割合は13人に1人に上った。年齢層別では、より若い層で後遺症の続く可能性が高く、男女別では成人男性全体の5.5%に対して、成人女性が9.4%と女性の後遺症の比率が高いことも示された。
コロナ後遺症はさまざまな症状が報告されているが、多いのは倦怠感や激しい動悸、息切れ、認知障害、絶え間なく続く痛み、感覚異常、筋力減退などで、衰弱が進行していくこともある。