[上海 27日 ロイター] - 調査会社カウンターポイント・リサーチによると、中国の第2・四半期スマートフォン(スマホ)販売は前年同期比14.2%減少した。販売台数は過去10年で最低となった。新型コロナウイルス対策の行動規制の影響で消費が低迷した。
第2・四半期の販売台数は新型コロナの感染拡大が始まった2020年第1・四半期よりも12.6%少なく、アップルの「iPhone5」が発売された12年第4・四半期以降で最悪となった。
カウンターポイント・リサーチは販売台数の推定値を発表していない。
主要ブランドの売上高は、かつて華為技術(ファーウェイ) のサブブランドだった「Honor(オナー)」を除き全て縮小した。
オナーのシェアは7.7%から18.3%に急増し、vivo(ビボ)に次ぐ2位となった。売上高は2倍以上となった。
アップルのシェアは15%で4位。販売台数は5.8%減少した。ただ、オッポや小米(シャオミ)、ビボほどは落ち込まなかった。