Fanny Potkin Yantoultra Ngui
[シンガポール 14日 ロイター] - シンガポール経済開発庁(EDB)のジャクリーン・ポー次官は14日、同国は製造業の物流の変化に乗じるため、マレーシアおよびインドネシアと協力して地域の強固なサプライチェーン(供給網)構築に取り組んでいると説明した。LESGとロイター・ニュースメイカーのイベントで語った。
ポー氏によると、シンガポールは近年増加するインドや中国、東南アジアからの投資を生かすため、近隣諸国との協力を強化して製造拠点の確立に取り組んでいる。この拠点にはシンガポール、マレーシア南部のジョホール州、インドネシアのリアウ諸島が含まれる。
シンガポールは昨年、海外からの固定資産投資が過去最高の225億シンガポールドル(165億米ドル)に達し、その66%余りを電子製品の製造プロジェクトが占めた。ただポー氏の話では、今年は前年よりも投資が抑制される見通しだ。