米国の大手銀行ゴールドマンサックスのCOOは20日、ブルームバーグとのインタビューの中で仮想通貨のデリバティブ(金融派生商品)取引を検討していると話した。仮想通貨を使ったビジネスを拡大させていくという投資銀行界の雄の方針が改めて明らかになった。
デビット・ソロモンCOOによると、ゴールドマンサックスはすでにビットコイン先物などデリバティブ取引をする顧客にアドバイスを行っているものの、デリバティブ取引の領域で「他の業務」を始めることを「かなり慎重に」考えているという。「仮想通貨に関する環境の変化についていき、ビジネスを進化させる」ことが目的だという。