タイ証券会社協会(ASCO)は共同の仮想通貨取引所の開設を計画している。複数社が仮想通貨取引所のライセンス取得を一緒に申請する見込みで、コスト削減と技術の共有が目的。バンコクポストが2日に伝えた。
ASCOのパテラ会長はバンコクポストに対し、複数のタイの証券会社が、共同の仮想通貨取引所を運営するために、タイ証券取引委員会(SEC)に対し免許を申請すると話した。証券事業免許があれば、デジタル資産ブローカーやディーラー業、デジタルトークンウォレットの運営が可能。同時に、会社と投資家の資産の分別管理が求められる。パテラ会長は、証券会社は長期に渡り取引事業をしているため、投資家らは仮想通貨の取引に関しても、証券会社との取引に関心を示すだろうとの見方を示した。証券会社の安全なシステムを強調した。