EOSネットワーク上で取引されるラム(RAM)の価格が今週、急騰している。分散化アプリケーション(DApps)のインフラとして機能するEOSにおいてRAMは開発に必要なメモリーとなっているため、EOSにおけるDApps開発に逆風となるかもしれない。
EOSは、仮想通貨トークンであって分散化アプリケーション(DApps)のインフラにもなっている。コインマーケットキャップによると、執筆時点でEOSの時価総額は約80億ドルで世界5位だ。一方、RAMは、EOSネットワーク上で開発者がDAppsの立ち上げに使うデータを保存するために使われている。スマートコントラクトでEOSとRAMを交換できるようになっていて、RAMに対する需要が増えれば価格は上がる。4日の執筆時点では1MBあたりのRAMは、約920EOS(約8160ドル)だ。