デジタル資産運用ファンドのグレースケールが18日に出したレポートによると、今年前半、資金流入の大半が機関投資家によるものだったことが明らかになった。今年に入って仮想通貨相場は低迷しているが、グルースケールの言葉を借りれば「反直感的」に機関投資家からの投資額が加速していたことになる。
グレースケールの仮想通貨関連商品に対する投資額は、今年の6月30日までにほぼ2億4840万ドル(約280億円)を記録し、2013年以来で最高。そのうちの実に56%が機関投資家からだったという。また週平均で955万ドルの新たな資金流入があり、そのうちの63%である603万ドルが、グレースケールが出資する投資信託であるビットコイン・インベストメント・トラストに流れたという。