40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

原油先物上昇 中東タンカー攻撃で供給不安

発行済 2019-06-14 13:44
© Reuters.  原油先物上昇 中東タンカー攻撃で供給不安

13日にホルムズ海峡で石油タンカー2隻が攻撃されたという報道で供給不安が高まり、原油価格が上昇している。

今回のタンカー攻撃の首謀者は明らかになっていない。しかしポンペオ米国務長官は攻撃の背後にイランがいるとし、「国際平和と安全への脅威」であると発言。対するイラン政府は今回のタンカー攻撃に「一切関与していない」と述べた。

午後6時59分時点で米WTI原油先物は、0.69%安の51.92ドル。

ブレント原油先物 は、0.59%安の60.95ドル。

原油価格は今週下押し圧力を受けている。背景には記録的な高水準にある米原油在庫や、激化する米中貿易戦争による需要低迷見通しなどがある。

OPECは13日に発表した月報で、今年の原油需要の伸びを日量121万バレルから114万バレルへと下方修正した。OPECは、「激化する貿易戦争による世界的な原油需要下振れリスクが継続している」と指摘。

ICAP(LON:NXGN)のエネルギー先物ブローカーであるScott Shelton氏は「私の見解では、これ(タンカー攻撃)は重要な報道であり見逃すことはできない。例え先日の下げ相場を穴埋めするほど強い材料ではないとしてもだ。ボラティリティを増大させるようなデマや原油に詳しくないメディアの報道には十分に注意するべきだ」と指摘。

一方で、ロシアはOPECとの協調減産について常設機関を設置するという。ノバク露エネルギー相が日経記者に明らかにしたところでは、7月に協力憲章が調印されるという。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます