ビットコイン(BTC)が20日に30,000ドルを下回る痛烈な下落は、流動性ソリューションを提供するアラメダ・リサーチにとって、「押し目買い」の絶好の機会となった。アラメダ・リサーチは仮想通貨デリバティブ取引所のFTXと同じサム・バンクマン・フリード氏が率いている。
アラメダ・リサーチでクオンツトレーダーを務めるサム・トラバッコ氏は、同社が価格下落時にビットコインを購入したことを20日に明らかにし、BTC/USDのロングという同社の戦略は、少なくとも3つの「回復」のきっかけから浮上したと付け加えた。すなわち、現在進行中のFUD(中国の取り締まりや、グレイスケール投資信託の大量売却解禁など)の終息の可能性、株式市場の回復、デリバティブ市場におけるロングの清算の弱さだ。