[北京 12日 ロイター] - 中国人民解放軍は12日、台湾海峡を飛行した米海軍の対潜哨戒機を監視して警告を発するため、戦闘機を派遣したと発表した。
これに先立ち、米海軍第7艦隊は、対潜哨戒機P8Aポセイドンが台湾海峡の国際空域を飛行したことを明らかにした。「国際法に従って台湾海峡内で活動することにより、米国は全ての国の航行権と自由を支持する」とし、今回の飛行は「自由で開かれたインド太平洋」への米国のコミットメントを示すものだと述べた。
人民解放軍の東部戦区は「戦区の軍隊は常に厳戒態勢を敷いており、国家の主権と安全保障、地域の平和と安定を断固として守る」と表明した。