[イスタンブール 1日 ロイター] - 黒海経由でのウクライナ産穀物輸出を監視する合同調整センターの国連事務局は1日、穀物輸出合意に基づく船舶の移動を2日には計画しない方針で合意したと明らかにした。
国連事務局によると、1日にはウクライナ発の船舶に対する36件の検査が完了したという。
ロシアは10月29日に国連が仲介した黒海経由のウクライナ産穀物輸出合意への参加を停止。業界筋によると、ウクライナからの輸出は継続しているものの、保険会社はリスク環境の変化と不確実性の高まりに直面しており、ウクライナ発の貨物船に対する新規保険の提供を停止したという。