ニューヨーク - カプリ・ホールディングス（NYSE:CPRI）は、高級ファッション業界が世界的な需要軟化に直面する中、アナリストの予想を下回る第2四半期の業績を発表しました。
この発表を受け、同社の株価は7%下落しました。
第2四半期の調整後1株当たり利益は0.65ドルで、アナリストのコンセンサス予想0.73ドルを下回りました。売上高は10.8億ドルで、予想の11.8億ドルを下回り、前年同期比で報告ベースおよび為替変動の影響を除いたベースの両方で16.4%減少しました。
Versace、Jimmy Choo、Michael Korsのブランドを所有する同社は、小売売上高が一桁台後半の減少、卸売売上高が二桁台の減少を記録しました。カプリ・ホールディングスは、この弱い業績を世界的な高級ファッション商品の需要軟化によるものと説明しています。
カプリ・ホールディングスのジョン・D・アイドル会長兼CEOは、「全体として、世界的な高級ファッション商品の需要軟化の影響が続き、第2四半期の業績は期待を下回るものとなりました」とコメントしました。
厳しい環境にもかかわらず、カプリ・ホールディングスは、ブランドのデータベース全体で1,090万人の新規顧客を獲得し、前年比13%の成長を達成したと報告しています。
同社最大のブランドであるMichael Korsの売上高は16%減少して7.38億ドルとなりました。Versaceの売上高は28.2%減少して2.01億ドル、一方Jimmy Chooは唯一成長を記録し、売上高が6.1%増加して1.40億ドルとなりました。
カプリ・ホールディングスは、今後の期間に関する具体的な財務ガイダンスを提供しませんでした。また、以前に発表されたTapestryによる買収が裁判所の差し止め命令により一時的に停止されており、両社がこの決定に対して上訴を提出していることも言及しました。
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