16日の日本株市場は買い先行で始まり、その後はこう着感が強まりそうである。
15日の米国市場では予想を上回る経済指標の発表が好感された。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比150円高の19440円、円相場は1ドル118円25銭近辺で推移している。
シカゴ日経225先物にサヤ寄せする格好から幅広い銘柄に買いが先行することになろう。
米国では、前日は向こう1年間の利上げ見通しが3回となったことが嫌気されたが、一夜明けての市場の落ち着きは好材料視されよう。
長期金利の上昇を背景に金融セクターが上昇していることも、安心感につながる。
ただし、買い一巡後はこう着感も強まりやすいとみられる。
外国人投資家の買い越し基調が継続しており、これが相場をけん引している需給状況であるが、来週はクリスマス休暇によりフローが限られると考えられる。
先高観は強いものの、日経平均は急ピッチの上昇に対する過熱警戒感も強まってきている。
また、日経平均は8営業日続伸で年初来高値を更新しているものの、今週はこれまで4日間のうち、3日間が陰線を形成しており、利益確定の売りも出易いところであろう。
押し目待ちに押し目なし、の状況が続いているが、冷静に物色対象を絞り込む必要がありそうだ。
15日の米国市場では予想を上回る経済指標の発表が好感された。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比150円高の19440円、円相場は1ドル118円25銭近辺で推移している。
シカゴ日経225先物にサヤ寄せする格好から幅広い銘柄に買いが先行することになろう。
米国では、前日は向こう1年間の利上げ見通しが3回となったことが嫌気されたが、一夜明けての市場の落ち着きは好材料視されよう。
長期金利の上昇を背景に金融セクターが上昇していることも、安心感につながる。
ただし、買い一巡後はこう着感も強まりやすいとみられる。
外国人投資家の買い越し基調が継続しており、これが相場をけん引している需給状況であるが、来週はクリスマス休暇によりフローが限られると考えられる。
先高観は強いものの、日経平均は急ピッチの上昇に対する過熱警戒感も強まってきている。
また、日経平均は8営業日続伸で年初来高値を更新しているものの、今週はこれまで4日間のうち、3日間が陰線を形成しており、利益確定の売りも出易いところであろう。
押し目待ちに押し目なし、の状況が続いているが、冷静に物色対象を絞り込む必要がありそうだ。