19日の日本株市場は、買い先行後はこう着感の強い展開になりそうである18日の米国市場はNYダウが小幅ながら7営業日続伸だったシカゴ日経225先物清算値は大阪比50円高の16610円となり、まずはこれにさや寄せする格好となろう
週末に発生したトルコのクーデターは未遂に終わり、過度な警戒感は後退した格好であろうただし、企業業績に影響を与える可能性があるため、しばらくは見極めムードにつながりそうだまた、米国ではスプリントが下落しており、ADRでソフトバンクグ {{|0:}}は7%程度下げている英半導体会社買収に対する市場の評価を見極めたいとする流れもあり、上値の重石になりそうだ
また、先物市場では本日より寄付き時間が8時45分に前倒しされる先物の動向に過剰反応しやすい地合いになりそうであり、これも手控え等につながりやすいその他、東証マザーズ指数を対象とした先物取引がスタートするSOSEI (T:7974)、ミクシィ、サイバーダイン
等の時価総額の大きい銘柄の動向が注目されよう
なお、日経平均は先週、一時16600円を回復している16600-16800円は価格帯別出来高で商いの膨れている水準であるいったん上値を抑えられやすいところだろうが、テクニカル面では反対にトレンドが出やすい期間でもある一目均衡表では雲がねじれを起こし、雲下限は16542円辺りから週末には16218円辺りまで切り下がるそのため、雲を突破してくる可能性が高く、シグナルが好転してくる
先週好パフォーマンスをみせた任天堂については、過熱警戒感もあるが、TOPIXインパクトが意識される時価総額水準でもあり、パフォーマンスの観点から組み込まざるを得ない状況である今週も「ポケモノミクス」相場が意識されそうである