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SDエンター Research Memo(2):北海道を地盤に総合エンターテイメント施設を運営。新規事業が成長著しい

発行済 2017-06-14 15:21
更新済 2017-06-14 16:33
SDエンター Research Memo(2):北海道を地盤に総合エンターテイメント施設を運営。新規事業が成長著しい
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■会社概要

SDエンターテイメント (T:4650)は1954年に札幌市で須貝興行株式会社として設立され、映画、ボウリングなどの娯楽施設を運営してきた。
1993年から「ディノス」ブランドで店舗展開を図り、特に北海道内においては高い知名度を誇っている。
2005年にゲオホールディングス (T:2681)の子会社となり、2009年からは商号を株式会社ゲオディノスとしてきたが、2014年1月にRIZAPグループ(当時は健康コーポレーション)の傘下に入った。
その後、同年7月に現商号SDエンターテイメント株式会社に変更して現在に至っている。


事業内容は、創業以来の映画館、ボウリング場、ゲーム場の運営に加えて、ゲオグループから譲り受けたフィットネスクラブ、カフェ及び施設管理のノウハウを生かしたファシリティマネジメントがある。
情報開示上の事業セグメントとしては、「フィットネス事業」、「ボウリング事業」、「GAME事業」、「施設管理事業」及び「その他」の5部門に分けられ、施設管理事業の中にシネマ事業とファシリティマネジメント事業が、その他の中にカフェ事業や子会社で展開する新規事業が、それぞれ含まれている。


同社の新規事業は、通信テレマーケティング事業やカウネット事業などを手掛けるエムシーツー(株)(及びその子会社3社)と、介護事業を手掛ける(株)フォーユー(及びその子会社1社)を、2015年7月に子会社化してスタートした。
同社はこれら子会社群を通じて、放課後デイサービスや保育所運営などに進出した。
子会社でのこれら事業は急速に成長してきており、売上高の事業セグメント別構成比も大きく変化してきている。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

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