こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。
6/4付の「DailyOutlook」では、今週の主なスケジュールについて考察しているのでご紹介します。
まず同レポートでは、『1日発表の米5月雇用統計では、非農業者部門雇用者数が前月比+22.3万人、時間当たり賃金は前年比+2.7%と総じて良好な経済基調が示された。
イタリアの政局不安などを受けて下落していた米長期金利も上昇しており、相場のリスクオフ姿勢は和らぎつつあるようだ』と伝えています。
続けて、8日からG7首脳会議が開催予定であることを挙げ、『通商問題を巡っては、週末の米中通商協議やG7財務相会議を受けても、なお米国と各国との隔たりは埋まらず。
米国は先週EUなどに関税を発動したほか、自動車関税の検討、そして15日までに対中制裁対象品目リストを公表するとしている。
その他、12日開催が表明された米朝首脳会談に先立ち、7日に日米首脳会談が開催予定。
相場に通商問題や北朝鮮問題の織り込みは進んでいると考えられるものの、悪材料に敏感に反応し、相場を崩す要因となる可能性はあろう』と分析しています。
さらに、『国内のマクロ指標では8日に5月景気ウォッチャー調査が発表される。
先日発表された家計対象の5月消費動向調査は、暮らし向きや雇用環境の改善が寄与し2017年11月以来となる上昇に転じた。
企業対象の景気ウォッチャーは4月に弱いマインドが確認されているが、景気減速懸念の後退などを背景に好転しているか確認したい』とまとめています。
最後にレポートでは、『今週の主なスケジュール』を紹介していますので、詳しくは6/4付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。
また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。
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フィスコリサーチレポーター花田浩菜