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フリービット Research Memo(1):2019年4月期第1四半期は主力2事業が堅調で大幅営業増益

発行済 2018-10-03 15:01
更新済 2018-10-03 15:20
フリービット Research Memo(1):2019年4月期第1四半期は主力2事業が堅調で大幅営業増益
■業績動向

フリービットの2019年4月期第1四半期連結業績は、売上高が前年同期比10.5%増の10,435百万円、営業利益が同64.0%増の401百万円、経常利益が172百万円(前年同期は11百万円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失が147百万円(前年同期は306百万円の損失)となり、第1四半期を好調に滑り出した

売上高に関しては、ブロードバンド事業のマンションインターネットが好調(前年同期比675百万円増)に推移したのに加え、ヘルステック事業が大幅に拡大(同453百万円増)したことなどにより増収を達成したアドテクノロジー事業も堅調に増収となった2019年4月期第1四半期のセグメント別売上構成は、ブロードバンド事業32.2%、モバイル事業19.4%、アドテクノロジー事業38.5%、クラウド事業3.9%、ヘルステック事業6.0%である

売上総利益率は前年同期の25.0%から27.0%へ2.0ポイント上昇し、収益力が上がっている販管費は人員増に伴う事業所拡張等により増えてはいるものの、販管費比率は前年同期の22.4%から23.1%と0.7ポイントの上昇にとどまる結果として、営業利益率は前年同期の2.6%から3.8%へ1.2ポイント上昇した

営業利益の大幅増益に貢献したのは、モバイル事業とヘルステック事業、ブロードバンド事業のマンションインターネットであるモバイル事業はMVNEサービスやDTI SIMの収益改善やIP電話サービスの成長により利益改善が著しいヘルスケア事業では(株)フリービットEPARKヘルスケアの売上増が収益改善につながったブロードバンド事業では、マンションインターネットの売上増がセグメント利益の増加に貢献(前年同期比138百万円増)したが、(株)ギガプライズ
グループの不動産テックへの投資などによる販管費の増加の影響(前年同期比190百万円増)が大きく、ブロードバンド事業全体としては減益となった

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)

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