2018年第4四半期における中国経済は低迷しており、同国のさらなる景気後退が懸念される。2018年の中国のGDP成長率は28年間で最低であった。
21日、中国の国家統計局によると、2018年第4四半期における中国のGDP成長率は、6.4%で予想通りの結果となった。前四半期の6.5%と比べて、GDP成長率は鈍化している。
2018年通年のGDP成長率は6.6%で、予想通りの結果となった。
一方、12月の中国小売売上高は、8.2%であり、11月の8.1%を上回った。 12月の中国鉱工業生産は5.7%であり、予想されていた5.3%と11月の5.4%を上回った。
中国国家統計局の発表に続いて、中国株は上昇した。上海総合指数と深セン総合指数は約0.5%高となった。一方、人民元はドルに対して下落している。