[東京 8日 ロイター] - 財務省が8日発表した国際収支状況速報によると、1月の経常収支は6468億円の黒字となった。事前予測中央値の黒字幅(1兆2296億円程度)を下回る結果となった。証券投資収益の黒字が減少したことから、第1次所得収支の黒字幅が縮小した。
黒字は79カ月連続。経常収支のうち、貿易・サービス収支は6111億円の赤字だった。貿易収支は1301億円の赤字で、前年同月に比べて赤字幅が8603億円縮小した。旅行収支の不振が続き、サービス収支の赤字は4809億円に膨らんだ。
第1次所得収支は1兆4666億円の黒字、第2次所得収支は2088億円の赤字だった。