サイバーマンデー特売。最大60%引きInvestingPro特別セールを請求する

原油先物は小幅上昇、来週のOPECプラス会合に注目

発行済 2021-06-25 12:29
更新済 2021-06-25 12:36
© Reuters.  原油先物は25日のアジア取引で小幅上昇。この基調を維持すれば5週連続の上昇となる見込みだ。写真は中国黒竜江省で2019年8月に撮影(2021年 ロイター)

[メルボルン 25日 ロイター] - 原油先物は25日のアジア取引で小幅上昇。この基調を維持すれば5週連続の上昇となる見込みだ。石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど主要原油輸出国で構成する「OPECプラス」が、8月以降に協調減産を一段と縮小することには慎重との見方を背景に需要の伸びが供給を上回ると予想されている。

0216GMT(日本時間午前11時16分)時点で米WTI原油先物は0.08ドル(0.1%)高の1バレル=73.38ドル。週初からは2.4%上昇となる水準。

北海ブレント先物は0.07ドル(0.1%)高の1バレル=75.63ドル。週初からは2.9%上昇している。

WTIもブレントも前日は2018年10月以来の高値を付けていた。

© Reuters.  原油先物は25日のアジア取引で小幅上昇。この基調を維持すれば5週連続の上昇となる見込みだ。写真は中国黒竜江省で2019年8月に撮影(2021年 ロイター)

最大の注目は、7月1日のOPECプラスの会合で8月から協調減産をさらに縮小するかが焦点。

アナリストは、米国や欧州、中国では新型コロナウイルスワクチン接種の普及や経済活動再開で原油需要が拡大し、その他の地域での感染拡大の影響を相殺していることをOPECプラスが考慮する必要があると指摘する。

ANZのアナリストノートは、日量50万バレルの小幅な供給拡大を決定すると予想。「OPECプラスは来週の会合で、市場の供給拡大ニーズと需要拡大の脆弱さの間でバランスを取ることを目指すだろう」と述べた。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます