[北京 24日 ロイター] - 中国国家統計局が24日発表した統計によると、第3・四半期の豚肉生産は前年同月比約1%増の1211万トンだった。
豚の価格低迷と飼料コスト上昇を受けて、昨年末から今年初めにかけて一部の養豚農家が飼育頭数を減らしたことが背景。
1─9月の豚肉生産は前年同期比5.9%増の4150万トン。
6月中旬以降は豚肉価格が60%以上高騰。消費者物価を押し上げる要因となった。
一部のアナリストは品薄感が価格高騰につながったと分析しているが、国家発展改革委員会は農家が価格上昇を見込んで出荷を先送りしたと主張している。
9月末時点の飼育頭数は4億4394万頭。6月末は4億3057万頭だった。